スギ花粉に新薬!子供でも使える「シダキュア」とは!?

こんにちは。
今年もこの季節が来てしまいましたね。
つらいスギ花粉症…。
大人の方はもちろん、幼児でもすでに症状が出ているお子さんもおり、見ていてかわいそうになります。

ナナホシの住まいも、やはり近くにスギ林が多いので、ご近所のみなさん辛そうですね…。

そんなスギ花粉症の治療に、また進展があるようです。
スギのエキスを注射しスギ花粉に体を徐々に慣らしていくという、免疫療法は有名ですが…

ここ数年は舌の下に薬を保持するだけで免疫をつけていく舌下免疫療法が、注射いらずの治療法として普及しています。

この舌下免疫療法に使われている薬液は、残念ながら今まで12歳未満には適用できなかったのですが、新薬が発売される予定がありついに小さいお子さんも根本的な治療が受けられるようになるのです!

1.スギ花粉症の治療の種類とは?

1-1 対症療法

鼻水やくしゃみなどの症状に対して、抗ヒスタミン薬や点鼻薬を用いる方法です。

以前は花粉が飛散し始める前から服薬するのが良いと言われていましたが、現在は花粉が飛散し始めた頃もしくは、少しでも花粉症の症状が出てきた頃に服薬を開始すれば効果が得られるとされています。

1-2 アレルゲン免疫療法

アレルゲンである、スギのエキスを体に注射、あるいは舌の下に薬を保持することを定期的に繰り返します。
長期間続けてスギ花粉そのものに対しての免疫をつけていき、根本的な治療効果が期待できます。

2.舌下免疫療法とは?

スギ花粉の飛散時期を避けて治療を開始します。
(スギ花粉の飛散時期に薬を投与すると、症状が悪化することがあるため)

1日1回薬液を舌の下にたらし、2分間待ちます。
これを2年~3年継続することによって、体にスギ花粉を慣らし、根本的な治療や症状の軽減が期待できます。

3. 舌下免疫療法に使われる薬と、メリットとは?

現在は鳥居薬品が販売している、シダトレンという薬液が処方されます。

鳥居薬品は「シダキュア」という錠剤の販売を、近々予定しており、これにはいくつかのメリットがあります。

まず「シダキュア」は12歳以下にも処方されるので、低年齢のお子さんも、早くから根本的な治療を開始することができます。

また現在使われているシダトレンは液状のため冷蔵庫に保管しなくてはならず、持ち運びも不便です。
舌下免疫療法では2~3年の間、1日1回、毎日服薬しなければなりませんので外出や旅行の時は大変ですよね。

新しく販売予定の「シダキュア」は錠剤で、常温で保存できますので、格段に使いやすくなると言えるでしょう。
また、舌の下に置いておく時間も1分となることから、小さいお子さんでも効果的に服薬することができると思います。

舌下免疫療法を受けた8割~9割の方に、花粉症の症状の改善効果があると言われています。
1年目より2年目…個人差はあるでしょうが、徐々に症状が軽減されるようです。

8~9割の効果ですから、わざわざ面倒な舌下免疫療法に挑戦したのに何の効果も得られなかった…
という残念な結果に終わる可能性は低いと言えます。

4.「シダキュア」のデメリットとは?

錠剤である「シダキュア」のおかげで、舌下免疫療法へのハードルがグッと下がった気がしますが、「シダキュア」は新薬であるため、販売から1年間は2週間分の処方しか認められません。

つまりは、1年間は2週間に1度通院しなければならないわけです。

予約制で土曜日も午前と午後、診療している医院もありますし、これは近隣の耳鼻科事情にもよりますよね…

またハウスダストや他の花粉など、アレルゲンが他にもある場合は、スギ花粉症のみを解決しても症状は軽減されません。

しかしお子さんが小さいうちにスギ花粉症を発症してしまったら、今からコツコツと治療を始めて…

未来に「快適な生活」をプレゼントしてあげる、という考え方もあるのかなと思います。

あらたな舌下免疫療法、お医者さんに相談してはいかがでしょうか。

 

 

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